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僕の英語力は「文法だけ」だった。それで現地はどうなったか
渡航前の自己認識は、はっきりしています。
典型的な日本の英語教育を受けてきて、文法だけは得意。
話すのも聞き取るのも下手でした。
その状態でメルボルンに着いて、最初にやったのが仕事探しです。
ここでは相手の現地訛りの発音がうまく聞き取れず、だいぶ苦戦しました。
渡航前に毎日レッスンを受けていたのに、です。
この時点ですでに、練習と本番がつながっていないことに気づき始めていました。
仕事の探し方そのものは別記事に全部まとめています。

持ち込むときに使ったレジュメには、Language 欄に English(fluently) と書いてありました。
盛りました。実際は下手でした。
そして持ち込むときは、とにかく笑顔で渡しました。
相手が何を言っているか分からなくても、愛想笑いで聞き取れているフリをして渡し切っています。
胸を張れる話ではないですが、そうやって3件の返信につながりました。
採用の決め手は、たぶん英語ではありません。
日本でのマクドナルドの経験が効いた、というのが僕の推測です。
店側からそう言われたわけではないので、あくまで本人の感覚として読んでください。
職種で、求められた英語のレベルは明確に違った
「英語力がどのくらい必要か」をレベルで答えるのは、僕には無理です。
代わりに、職種でどう違ったかを書きます。
| 職種 | 僕の実感(通用したか) | 何が要求されたか |
|---|---|---|
| キッチンジョブ | 英語が下手でも通用する | あまり会話いらない |
| ジャパレス | 英語が下手でも通用した | スタッフに日本人が多いので日本語でも回る |
| 接客ポジション | 明確に違った | お客さんのネイティブ英語を聞き取ること |
これは僕1人の実感(n=1)で、統計ではありません。
店や時期が違えば変わります。
それでも、接客に入った瞬間に要求が変わったことだけは、はっきり覚えています。
オンライン英会話でうまく話せても、実際に通じるとは限らない
ここが、この記事で一番書きたいところです。

僕は渡航前からオンライン英会話(ネイティブキャンプ)を使っていました。
記憶では毎日30分くらい、主にフリートークで、非ネイティブの講師のプランです。
効いた範囲は、正直に書きます。
非ネイティブの講師で練習していたので、渡航直後でも非ネイティブ相手なら少しだけ会話できました。
練習した相手と同じタイプの相手には、ちゃんと効いています。
効かなかった場面もはっきりしています。
接客ポジションに入ったあと、お客さんのネイティブ英語がうまく聞き取れていないと感じました。
それでネイティブの講師のレッスンが受けられるプランに変えています。
そして、これがこの記事で一番言いたいことです。
講師なので日本人の発音に慣れている。
ここでうまく会話できても、実際の会話で完璧に聞き取ってもらえるとは限らない。
レッスンでスムーズに話せた日でも、店で同じようにいくとは限りませんでした。
講師は日本人の発音に慣れています。現地で話す相手は、慣れていません。
だから僕は「オンライン英会話をやれば話せるようになる」とは書けません。
やる意味はある。でも、それだけでは足りない。 そこが正直な位置です。
それでも2年続けている理由と、効かなかった使い方
限界を書いたうえで、なぜ今も自腹で払っているのかを書きます。
その前に、僕がやってしまった効かない使い方から。
僕の失敗2つ
1つ目は、話して満足して、復習をほとんどしなかったことです。
レッスンが終わると達成感があります。その日はもう勉強した気になっていました。
2つ目は、毎回同じ内容ばかり話していたことです。
自己紹介、仕事の話、週末の話。慣れた話題は流暢に喋れるようになります。
そのかわり、話したことのない分野になると、何も出てきませんでした。
これは「毎日30分やった」という量の話ではありません。
同じ話を繰り返すと、その話しかできなくなるという質の話です。
なお「毎日30分」「約2年」は記憶ベースの数字です。記録を取っていたわけではありません。
デイリーニュースで語彙力を増やせた
基本はフリートークでしたが、途中から教材を挟むようになりました。
デイリーニュースがかなりおすすめです。
毎日世界のニュースに触れられて、自分では選ばない分野の単語が出てきます。
「同じ話しかできない」という失敗の、直接の対策になりました。
自分でトピックを選ぶと、結局しゃべりやすい話に寄っていきます。
外から題材が来る形にしないと、この癖は直りませんでした。
語学学校は4週間で終わった。残りは自分でやるしかなかった
僕が通った語学学校は 4週間(2024年10月21日〜11月15日、メルボルン)でした。
エージェントの見積書に、そう書いてあります。
制度上も、ワーキングホリデービザ(サブクラス417)で通える学校は最長4ヶ月までです(内務省の公式ページで確認・2026年8月2日時点)。
語学学校だけで1年をカバーする設計には、そもそもなっていません。
学校に行くにせよ行かないにせよ、大半の期間は自分で何とかするしかないということです。
これは留学でも駐在でも、期間が違うだけで同じだと思います。
制度は変更される可能性があります。申請前に必ず内務省の公式サイトで最新情報を確認してください。
そもそもオンライン英会話は、エージェントのパッケージに含まれていた6ヶ月分から始めました。
パッケージには色々ついていましたが、実際に使われて、そのまま定着したのはこれくらいです。
帰国後も、自費で払い続けている
帰国したあとも、僕はまだ払っています。
理由は単純で、英語を話す機会が常にあるわけではないからです。
放っておくと落ちる、という感覚があります。それを防ぐために続けています。
パッケージに付いていた6ヶ月分はとっくに切れました。そのあとは自腹です。
金額は書きませんが、自分の金で続けているという行動だけ置いておきます。
渡航前の人はまだ考えていないと思いますが、「終わったあと」は必ず来ます。
【公式】ネイティブキャンプの料金と無料体験の条件(2026年8月時点)
ここからは公式情報です。申し込む前に知っておくべき条件を、隠さず並べます。
| 項目 | 内容(2026年8月時点・公式サイト) |
|---|---|
| プレミアムプラン | 月額 7,480円(税込)/24時間・レッスン回数無制限・予約不要 |
| 年間割引オプション適用時 | 実質 6,800円/月(税込)※12ヶ月契約。途中解約すると「利用月数×1,000円」の解約料がかかる(ただし公式によれば、解約料を払っても1ヶ月あたりは通常と同じ7,480円に着地する) |
| ファミリープラン | 1,980円/月(税込)※プレミアムプラン会員の家族向け。これ単独では契約できない(2親等内の親族・同等の関係のパートナー・同居者が対象) |
| ネイティブ受け放題オプション | 9,800円/月(税込)※別途オプション。標準プランには含まれない |
| 標準プランに含まれるレッスン | 非ネイティブ講師の「今すぐレッスン」(予約レッスンはコイン消費) |
| 無料トライアル | 7日間・回数無制限 |
| クレジットカード | 登録必須。登録せずに無料トライアルは受けられない(登録時は0円決済で費用は発生しない) |
| 費用を発生させない条件 | 決済前日の23:59までに退会手続きを完了すれば、月額利用料も退会費用も発生しない |
| 適用されない場合 | 重複登録/過去に退会歴がある/決済に失敗した場合 など |
料金は改定されます。申し込む前に、必ず公式サイトで現在の金額を確認してください。
表の中で見落としやすいのは、標準プランと、ネイティブ講師のオプションが別物だという点です。
標準プランに含まれるのは非ネイティブ講師の「今すぐレッスン」で、ネイティブ受け放題は別途9,800円/月(税込)のオプションになっています(2026年8月時点)。
これから始める人へ(ここから僕の実体験です)
先に1つだけ。
僕は最初のころ、レッスンで話して満足して、復習をまったくしませんでした。
しかも毎回同じ話ばかりしていたので、話したことのない分野になると何も出てきませんでした。
同じ失敗はしてほしくない。
ネイティブキャンプには7日間の無料トライアルがあります。
登録にはクレジットカードが必要で、登録時は0円決済です。
無料期間中(決済前日の23:59まで)に退会すれば、費用は発生しません。
ただ、登録して終わりだと何も分かりません。
1回でいいので、実際にレッスンを受けてみてください。
自分が英語のどこで詰まるのかは、実際に話してみないと分かりません。
合わなければ、そこでやめればいいだけです。
ひとつ注意点として、退会手続きをした時点でレッスンは使えなくなります。
無料期間が残っていても同じなので、受けたいレッスンを受けてから手続きしてください。
※上のバナーからネイティブキャンプの公式サイトに移動します。料金は改定されるので、金額は必ず公式で確認してください(本文の価格は2026年8月時点のものです)。
働き終えて8ヶ月後、TOEICは865だった

2026年5月17日にTOEICを受けて、865でした。
- TOTAL 865
- Listening 455 / 495(満点の約92%)
- Reading 410 / 495
オーストラリアでの仕事を終えたのが2025年9月14日(給与明細の最終週)。
TOEICを受けたのは、そこから8ヶ月後です。
その間もオンライン英会話は続けていました。
ここで正直に書いておきます。
渡航前にTOEICを受けていないので、「何点伸びた」とは書けません。
語学学校4週間、現地で45週働いた分、帰国後も英会話を続けた分が全部混ざった数字で、オンライン英会話だけの成果として切り出すこともできません。
それでも1つだけ言えるのは、「日本の英語教育は読み書き偏重だからリスニングは弱い」という一般像に対して、文法だけ得意だった僕の数字がこうなっている、という反例にはなることです。
文法だけ得意で、話すのも聞き取るのも下手なところから始めた人間が、2年後にこの数字だった、というだけの話です。
同じことをやれば同じ点が出る、という話ではありません。
まとめ
2年使って言えることは、2つです。
1つ目。練習した相手には、ちゃんと効きます。
僕は非ネイティブの講師で練習していたので、非ネイティブ相手には渡航直後から少し通じました。
やった分は、その範囲でちゃんと返ってきます。
2つ目。でも、それだけでは足りませんでした。
講師は日本人の発音に慣れています。現地で話す相手は慣れていません。
レッスンで話せたことと、現地で通じることは、別でした。
だから僕は「これをやれば話せるようになる」とは書けません。
「これをやったうえで、通じない場面に当たりに行く」ためのもの。
それが、2年払い続けている今の僕の位置です。
やる価値が無いと思っていたら、帰国した時点でやめています。
これから海外に出る予定があるなら、7日間の無料体験で1回だけレッスンを受けてみてください。
登録にはクレジットカードが必要ですが、登録時は0円決済です。
無料期間内(決済前日の23:59まで)に退会すれば、費用はかかりません。
自分の英語がどこで詰まるのかは、1回話してみるのが一番早いです。
※上のバナーからネイティブキャンプの公式サイトに移動します。無料トライアルの条件は変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで確認してください。
この記事で参照した出典
| 内容 | 出典 | 確認日 |
|---|---|---|
| ワーキングホリデービザ(417)で通える学校は最長4ヶ月 | Department of Home Affairs — First Working Holiday visa (subclass 417) | 2026年8月2日 |
| ネイティブキャンプの料金プラン | nativecamp.net/plan | 2026年8月2日 |
| 無料トライアルの内容・適用されない場合 | nativecamp.net/plan/trial | 2026年8月2日 |
| 無料トライアルとクレジットカード登録 | サポートセンター FAQ 312 | 2026年8月2日 |
| 退会手続きと費用発生の条件 | サポートセンター FAQ 11 | 2026年8月2日 |
| 年間割引オプションの契約期間と途中解約料 | サポートセンター FAQ 434 | 2026年8月2日 |
僕の体験は2024年秋〜2025年秋のオーストラリア(メルボルン)でのものです。
「毎日30分」「約2年」は記憶ベースの数字で、記録を取っていたわけではありません。
制度と料金は変わります。行動する前に、必ず一次ソースで最新の情報を確認してください。


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